暮らしから考える収納 vol.1|収納ワークショップを開催しました
こんにちは(^^)/
クルーの大丸です。
いきなりですが、新しい取り組みを始めることにいたしました♪
✨「暮らしから考える収納」コラムをはじめます✨
実は、キクラスは収納が得意です。
これまで家づくりをする中で、私たちが大切にしてきたことのひとつが収納と生活動線。
ただ収納をたくさんつくるのではなく、
「どこで何を使うのか」
「家族がどんなふうに家の中を動くのか」
「ここに収納があったら、毎日の暮らしが少しラクになるのではないか」
そんなことを考えながら、一邸一邸、そのご家族の暮らしに合わせて収納を計画しています。
時には造作家具をつくり、空間にぴったり納まる、無駄のない収納を。
収納として使いやすいことはもちろん、家全体のインテリアにも自然となじむことを大切にしています。
そして今、キクラスにはもうひとつ心強い存在があります。
— 間取り・収納・片づけの後悔をゼロにする —
建築・インテリア・収納のプロがチームとなり日本の家づくりを変える活動をされている、TOTONOE SALON(トトノエサロン) さんです。
家をつくる側の視点と、収納・暮らしを整える側の視点。
それぞれの専門性を掛け合わせながら「そのご家族にとって、本当に暮らしやすい家とは何だろう」と一緒に考えられることは、キクラスの家づくりにとって大きな安心につながっていると感じています。
そんな私たちがこれまで家づくりの中で考えてきたことや、TOTONOE SALONさんから学んだことをもっと皆さんにも知っていただきたい。
そんな思いから、これから少しずつ「収納と暮らし」についてのコラムを書いていくことにしました。
せっかく建てる家だからこそ、完成した時にきれいなだけではなく
住み始めてからも、無理なく整った暮らしが続いてほしい。
毎日の「ちょっと使いにくい」が少なく、家族が心地よく過ごせる家であってほしい。
収納は、そんな暮らしを支える大切な要素のひとつだと私たちは考えています。
キクラスが家づくりで大切にしている、
「20年後、30年後、その先も 笑顔で集える家づくり」
そのためにも、今だけではなくこの先の暮らしまで見据えて収納を考えること。
このコラムでは収納のつくり方だけではなく、動線や間取り、家族の暮らし方まで含めた「暮らしやすい収納」について、実際の施工事例なども交えながらお伝えしていきたいと思います♪
これから家づくりを考えている方はもちろん、すでにお家を建てられた方や、収納・片づけが好きな方にも、気軽に楽しんでいただけるように頑張ります♡
第1回は、先日TOTONOE SALONさんをお招きして開催した収納ワークショップについてご紹介します。
収納ワークショップを開催しました♪
少し前になりますが、7月に収納ワークショップを開催しました。
会場は、完成見学会中の実際にキクラスの家が建てたおうち。
実際の住まいを見ながら、収納・インテリアのプロと一緒に、「自分たちらしい暮らし方」を具体的に考えるワークショップです。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました☺✨
今回は、そのワークショップで教えていただいた内容を少しご紹介します♪
TOTONOE SALONさんをお招きしました

建築・インテリア・収納のプロがチームとなり、間取りや収納、片づけなどを「実際にそこで暮らす人」の視点から考え、住まいづくりをサポートされているTOTONOE SALON(トトノエサロン)の皆さん。
今回のワークショップは、ただ収納について話を聞くのではなく、実際にキクラスが建てた住まいを使って体験していただく形式で行いました。
テーマは、
「自分たちの暮らしに合った収納とは?」
です。
収納で後悔する3つの理由
最初にTOTONOE SALONさんから教えていただいたのが、
収納の後悔が起きる3つの理由。
それが、
「知らない」
「話していない」
「真似している」
という3つです。
たとえば家づくりでは、
「パントリーは広い方がいい」
「ファミリークローゼットが欲しい」
「SNSで見た、この収納が便利そう」
といったところから収納計画を考えてしまうことがあります。
でも、大切なのはその前。
自分たちが普段どんな暮らしをしているのかを知ること。
そして、家族それぞれの習慣や考え方について話すことです。
誰かにとって使いやすい収納が、自分たちにとっても使いやすいとは限りません。
だからこそ、まずは「収納」ではなく、自分たちの暮らしを知ることから始めます。
まずは「いつもの朝」を振り返ってみる
今回のワークショップでは、参加者の皆さんに平日の朝、起きてから出かけるまでの行動を振り返っていただきました。
紙に書き出すのは、
- 時間
- 行動
- 場所
- そのときに使うもの
の4つ。
たとえば、
7:15
洗顔する
洗面所
タオル・歯ブラシ
というように、普段は何気なくしている行動を一つひとつ整理していきます。

【写真:私もみなさんと一緒に自分の朝を振り返って書いてみました!細かく書きすぎました~🤣性格が出ちゃいますね!笑】
「朝起きたら、まず何をする?」
「着替えるのはどこ?」
「カバンはどこから持ってくる?」
「子どもの準備は誰がしている?」
改めて振り返ってみると、毎朝の短い時間の中でも、家の中を意外とたくさん移動していることに気づきます。
特に私は子どもたちがまだ幼いこともあり、他のみなさんより余分にたくさん動いていました・・・!
間取り図に、自分の動線を書いてみる
次は、先ほど書き出した朝の行動をもとに、間取り図へ自分の動線を書き込んでいきます。
寝室からお手洗いへ。
お手洗いから庭へ。
洗面で顔を洗ってリビングへ移動してメイクして、また洗面へ戻って髪の毛セットして。
寝室へ子供たちを起こしに行って、キッチンへ朝食をつくりに行く……。
矢印にしてみると、
「ここ、何回も通っているな」
という場所が見えてきます。

そして今回は、ここで終わりません。
自分の動線を書き込んだ図面を持って、実際の住まいの中を歩いていただきました。
図面で見るのと、実際に歩くのでは違う
間取り図を見ながら、
「ここで着替えるなら、この近くに服があると便利そう」
「この動線なら、ここに日用品を置けるとラクかも」
と、実際の暮らしを想像しながら家の中を歩いていきます。
収納は図面上では、「何帖ある」「棚が何段ある」といった大きさに目がいきがちです。
でも実際に歩いてみると、
“収納があるかどうか”だけではなく、“どこにあるか”がとても重要
だということが見えてきます。
たくさん収納があっても使う場所から離れていれば、毎回取りに行かなければなりません。
反対に、大きな収納ではなくても
使う場所のすぐ近くに、必要なものが必要な分だけ入る。
それだけで、毎日の動きはずっとスムーズになります。
「収納が多い家」より「暮らしに合う収納がある家」
今回のワークショップを通して改めて感じたのは、
収納は“量”だけで考えるものではない
ということでした。
大切なのは、
何を持っているか。
どこで使うか。
誰が使うか。
どんな順番で動くか。
それを一つずつ考えた先に、そのご家族にとって必要な収納が見えてきます。
「収納は多ければ多いほど安心」
ではなく、
暮らしに合う場所に、必要な収納があること。
これが、住み始めてからの使いやすさにつながっていくのだと思います。
収納への関心の高さを感じた一日でした
当日は、幅広い年代の方にご参加いただきました。
実際にお話を聞いていると、すでにご自身で収納方法を調べたり家の中でさまざまな工夫をされている方も多く、私たちも改めて収納への関心の高さを感じました。
一方で、
「収納について考えること」と
「家づくりの段階から収納を計画すること」は、
少し違います。
家が完成してから収納用品を工夫することもできますが、間取りを考える段階だからこそできることもあります。
キクラスでも、これまでも収納と生活動線のつながりを大切にしながら家づくりをしてきました。
今回TOTONOE SALONさんのお話を聞き、改めて「収納そのものを見るのではなく、その先にある暮らしを見ること」の大切さを感じています。
これから、収納について少しずつお話ししていきます
今回のワークショップをきっかけに、キクラスのブログでもこれから定期的に「収納と暮らし」についてお届けしていきたいと思います。
玄関収納、パントリー、ファミリークローゼット、ランドリー。
同じ収納でも、ご家族の暮らし方によって正解は変わります。
「収納はどれくらい必要?」
「どこにつくれば使いやすい?」
「家事動線と収納って、どう考えればいい?」
そんな家づくりの疑問について、実際の施工事例なども交えながら少しずつご紹介していきます。
収納から考えるのではなく、暮らしから収納を考える。
これから家づくりをされる方にとって、このコラムがご家族の暮らしを考える小さなきっかけになれば嬉しいです。